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ユヅルの提案で、トラクルのみんなでお花見をすることになった。ユヅルは毎年お花見にこだわっており、今年もまた至高のグルメ・「花見百段重」を作る予定なのだ。ハネルはお花見における最重要任務として、場所取りを頼まれる。
ハネルが公園で一人、シートに座っていると、そこへマスターTがやって来る。マスターTはハネルに、公園にいる花見三賢人の話をする。花見三賢人とは、花見をしながら創作ラップを生み出すネムネム。花見をしながら書を書く直太朗。そして花見の時期に枯れた桜の木の下から動かない花見仙人・三郎の三人のことだ。
ハネルが会場でダンスを始めると、ネムネムや直太朗も参加して公園は大賑わい。さらに集まったトラクル五人のダンスも披露され、ずっとピクリともしなかった花見仙人・三郎も、遂に心動かされる。そして観客達も巻きこんだ、花見の宴が始まったのだった。
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